命を守る場所

評価:
今泉 忠明
PHP研究所
¥ 2,940
(2011-04-21)

JUGEMテーマ:読書


我が家の長男は小さな生き物博士でございまして、
動物や虫が大好きで、
身の回りにある、多くの生き物たちに、
大変興味を持ち、
それはそれはいつくしみ、親しんでいます。

今長男が最大限の愛情をそそいで育てているものは、
カブトの幼虫20匹ぐらいと、
クワガタのつがいの成虫と、
めだか5ひきと、
タナゴという小魚と、
お祭りですくってきた金魚、
そして時折家に遊びに来る野良猫も。

カブトの幼虫は、大きく育つようにせっせと新しい土を入れながら、
喧嘩で死なないように、一匹一匹別のビンに入れて育て、
日々観察しながら大きくなっていると嬉々として喜び、

クワガタのつがいは、市販のゼリーのほかに、
黒砂糖や水や酢などで作った手作りの樹液を与えたり、

メダカやタナゴなどの小魚は、
大きな魚が小さな魚を食べてしまうのを防ぐために
別の水槽で飼い、
水草や専用の砂利はもちろんのこと、
水槽の中に遊び場や隠れ場所などの心地のよさそうな空間を作ってあげて、
毎朝毎晩、
その子たちが心地よく過ごしているかのチェックを忘れないほどのかわいがりようです。

そんな長男が、図書館から借りてきた最近の絵本は
「巣の大研究」という図鑑的な本。

鳥の巣、モグラの巣、トカゲの巣…さまざまな動物たちの「巣」について書かれてある絵本です。
「巣」と一言でいえば単なる「巣」でしかありませんが、
「巣」というものは、
生と死が常に隣り合わせの自然界の中で、
新しい命を授かった親が、
わが子の命を守っていくために、
精一杯安全な場所として過ごしているところです。

当たり前といえば当たり前ですが、
人間以外の生き物は「道具」を使いませんから、
時には口を使い、
前足を使い、
自然界にある場所やモノを利用するなどして、
最大限、それぞれに安全な「巣」を作ります。

巣に使う材料も、大きさも、住処にする場所も様々。
普段気にすることのない動物の「巣」。

あまりに発見が多くて、
ぱらぱらとページをめくるだけでいろいろな動物の生態を垣間見ることができます。
生き物好きのお子さんでなくても、驚きと発見がある絵本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。

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