世界中のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちへ

JUGEMテーマ:育児



「ぼく」はだっこがだいすきだ。
なのに、「おとうと」がうちに来てからは…

お母さんは「おとうと」をだっこしてる。
ぼくは頭にきて、うちをとび出したんだ。

…しばらく行くと、ウサギの赤ちゃんがぴょんぴょんとび出してきた。
「ねぇ、だっこしてほしいの」
とウサギの赤ちゃん。

「え? うん、いいよ」
と、「ぼく」はウサギの赤ちゃんをだっこしてあげたんだ。
「ぼく」はなんとなくうれしい気持ち。

またしばらく行くと、今度はアザラシの赤ちゃんが水面から顔を出したんだ。
「「ねぇ、だっこしてほしいの」
とアザラシの赤ちゃん。

「え? うん、いいよ」
と、「ぼく」はアザラシの赤ちゃんもだっこしてあげた。

またしばらく行くと、今度は、コアラの赤ちゃんが…




こんな風に、「だっこしてほしいの」という動物たちに次々と出あい、
とまどいながらも「うん、いいよ」といってしまった「ぼく」は、
動物たちみーんなを、よいしょっとだっこしてあげるのです。

最後には
「キリンの赤ちゃん」
「ゾウの赤ちゃん」まで!

さすがにだっこしきれなくなった「ぼく」は
ドンっとしりもちをついてしまいます。

そして、
「ママ〜〜〜〜!!」



-------------------


「おとうと」がうちに来る前は、「ぼく」のママだったのに、
「ぼく」だけのママだったのに。

今まではいつだってだっこしてもらえたのに、
おとうとが来てから、ぼくはガマンしてるんだ、、、

…という思いを乗り越えていくのは、
世界中のお兄ちゃん、お姉ちゃん、
みんな同じなのではないでしょうか。

世界中のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、
生まれたときから、お兄ちゃん、お姉ちゃんではないし、
自分が望んで、お兄ちゃん、お姉ちゃんになったわけでもないし、
自分が望んで、「おとうと」や「いもうと」という存在を得たわけでもありません。

でも、お兄ちゃん、お姉ちゃんであるということは、
とっても素敵なことなのですから、

こんなとき、
たださみしさや悔しさをガマンするだけではなくて、

だっこしてあげることのうれしさを味わったり、
小さい子をお世話することの大変さを知ったり、
そして、自分もちゃんと甘えたり、

そういう心のバランスをとりながら
ゆっくりでもすくすくと、
育っていってほしいなと思います。


そんな気持ちになれる絵本です。
ぜひ、読んでみてくださいね。


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

最新記事

カテゴリー

最新のコメント

最新のトラックバック

おすすめ絵本

いのちのいろえんぴつ
いのちのいろえんぴつ (JUGEMレビュー »)
こやま 峰子, Michael Grejniec, 豊島 加純, マイケル グレイニエツ
テレビドラマ化もされた本のようですが、本当に感動する「命」の絵本です。
豊島加純さんの直筆の詩が、強烈に心に突き刺さる絵本です。

おすすめ絵本

つきのよるに
つきのよるに (JUGEMレビュー »)
いもと ようこ
「心打たれる絵本」としてお勧めの絵本です。子どもは子どもなりの、大人は大人なりの感動がある絵本です。

おすすめ絵本

わにのスワニー しまぶくろさんとあそぶの巻
わにのスワニー しまぶくろさんとあそぶの巻 (JUGEMレビュー »)
中川 ひろたか, あべ 弘士
腹を抱えて笑える絵本ってそんなにたくさんありません。こちらは子どもも大人も一緒になって笑えます。是非親子で読んでください。

おすすめ絵本

くろねこかあさん
くろねこかあさん (JUGEMレビュー »)
東 君平
言葉のリズムが楽しい絵本です。挿絵はシンプルですが切りえ風でとっても素敵。耳に残るフレーズですので、赤ちゃんにもお勧めです。

リンク

プロフィール

記事検索

管理者用

携帯用QRコード

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM