「塩」と「お姫様」
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![]() シュチェパーン・ザブジェル 佑学社 --- (1978-05) |
JUGEMテーマ:読書
「しおとおひめさま」
というこの題名からは、内容は想像しにくいものがありますが、
その題の通り「塩とお姫様」のお話です。
「お姫様」のお話に、なぜ「塩」がでてくるのかが不思議ですが、
そもそもその疑問こそが、このお話のいわんとしていること。
「塩なんて」
「なぜ、唐突に塩が?」
と思ってしまいますが、
このお話が伝えたいのは、
富むものも、富まないものも、
皆にとって大切なものは
キラキラ光る宝石ではなく、
お金でもなく、
食べていくこと。
命を守ること。
宝石よりも、一握りの塩が
命を守るうえでは大切であることが、
よくわかるお話です。
ぜひ、読んでみてくださいね。
- 2011.11.06 Sunday
- 世界の昔話
- 11:14
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- by atu