ヘンゼルとグレーテル

JUGEMテーマ:読書



ちょっと挿絵のタッチが独創的な、井上 洋介さんの挿絵による
「ヘンゼルとグレーテル」
のご紹介です。

挿絵は独特なタッチではありますが、
お話はすごく「ヘンゼルとグレーテル」らしい、基本形。
お話自体に独特のアレンジは加えられていませんので、
「ヘンゼルとグレーテル」を初めて読む方にもお勧めの一冊です。

--------------

お話は、とある貧乏な4人家族の、とある夜から始まります。

その家族は、
おとうさんと、
継母と、
お兄さんと妹の2人兄弟。

食べ物がなく、明日のパンにも困る状態で、
継母は、お父さんにこんな提案を持ちかけます。

「明日、森に子供たちを連れて行って、
 置き去りにしてきましょうよ。
 どうせ子供たちだけではかえってこれやしないよ。
 家には食べるものもないんだから、
 口減らしをしないと」

この継母の恐ろしい提案に、お父さんは反対しますが、
結局継母のいいなりになってしまうお父さん。

それに、お腹をすかせて眠れずにいた子供たちは、
この夫婦のやり取りを聞いてしまっておりました。

泣き出す妹に、お兄さんのヘンゼルは
「大丈夫だよ」
といってあげます。
そして自分たちだけで家に帰れるようにするために、
目印となる光る小石を集めておきます。



--------------

一般的に、血がつながっていなくても、
精一杯愛情をかけてわが子を育てているお父さんやお母さんはたくさんいますから
昔話に定番の「継母が悪い」という構図は、
どうにも納得できるものではありませんが、

このお話で一番子供に伝えたいのは

「生きようとすること」

ではないかと思います。

絶望的な局面に立ったとしても、
解決策が見つからず、
長くて暗いトンネルを歩いているような時でも、

生きようとする力を、失ってはいけないよ。

ということではないかと思います。

ヘンゼルとグレーテルも、
子供たちに伝えていきたいお話の一つです。

ぜひ、読んでみてくださいね。





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