身近な昆虫の飼い方絵本

ぼくのわたしのこんちゅうえん (かがくのとも傑作集)
ぼくのわたしのこんちゅうえん (かがくのとも傑作集)
小林 俊樹

生き物好きの長男が、来る日も来る日も読んでいる絵本です。
書店でよく見る虫の飼い方図鑑は、写真入りオールカラーのものがほとんどですが、こちらの「ぼくのわたしのこんちゅうえん」は、すべて手書きの絵、シンプルな文章でまとめられています。それでも、身近な虫を捕まえてきて飼ってみようと思った時には、とても参考になる絵本だと思います。

たとえばカマキリの赤ちゃんの飼い方。
虫を食べて生きている虫を飼うときには、どうやって餌を与えればいいかわからないことが多いのですが、カマキリの赤ちゃんは特にそうです。
我が家ではこの春、冬越ししたカマキリの卵を見守り続けておりましたが、ある日めでたくたくさんのカマキリ赤ちゃんが生まれてきました。
大人のカマキリなら、虫かごの中にバッタやトンボを入れておくと、それを食べて生きるのですが、赤ちゃんの場合、そんな大きい虫は食べられないだろうと思うので、さて、いったい何をあげたらいいのかな、と長男と一緒に頭を悩ませ、アブラムシのいっぱい付いた草を虫かごに入れてあげたりして元気に育つかどうか観察したことがありました。

残念ながら、カマキリの赤ちゃんはうまく育たず数が減り始めたので、虫かごから出してあげて自然界に帰したのですが、この絵本には虫かごにある仕掛けをつくり、ショウジョウバエを集め、カマキリの赤ちゃんの餌にする飼い方がわかりやすく説明されています。人がわざわざ虫を捕まえてきて食べさせなくてもよい仕掛けなので、飼うのも手間がかからずよい方法です。

そうだったのか!これをもっと早く見ておけばよかったねぇ、と長男は悔しがっておりました。
その後、我が家の長男は、コバエを見つけると「はえ」とは言いません。
「あ!カマキリのえさ!!」

…きっと長男は今年もカマキリを捕まえてきて飼い、卵を産んでくれるようにかいがいしくお世話することになるでしょう。

生き物好き、虫好きの坊やたちには、とってもとっても役に立ちそうな絵本です。
すべて身近にいる虫たちばかりなので、周りの自然に目を向けるきっかけにもなる絵本です。
ぜひ、読んでみてくださいね。

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