ウチュウジン

いがぐり星人グリたろう (あかね・新えほんシリーズ)
大島 妙子
私の住んでいる岩手県奥州市には、世界に6つほどしかない緯度観測所があります。最近、古い緯度観測所の建物を改修して「宇宙遊学館」という施設がオープンしました。
さっぱりひらがなには興味を持たない我が家の6歳長男、「ウチュウ」にはとっても興味があるようですので、この新しい宇宙遊学館に早速連れて行きました。
さて、行ってみると、こじんまりした施設の中には長男の興味をそそる星々の展示があり、目をくるくるさせながら展示品をみていた長男でした。
立体的に見える眼鏡をかけて「宇宙シアター」をみられる部屋もあり、まるで宇宙の中を旅しているような、素敵なシアターもみてきました。
太陽系の中には何億という星々があり、地球は太陽系のずっと端のほうにあること、お空に見える星座たちは、同じように見えても近くにあるものもあれば、ものすごく遠くにあるものあることなどもわかり、ひろいひろい宇宙を体感してまいりました。
こんなにたくさんの星があるのなら、どこかに「ウチュウジン」がいても不思議ではない、と思いながら帰ってきた我が家では、その夜「いがぐり星人グリたろう 」を読みました。
「いがぐり星人グリたろう 」はその名のとおりいがぐり型の宇宙船に乗って地球にやってきた宇宙人。体つきは「くり」そのものです。
いがぐり星人のぼうやが、宇宙船が壊れて家に帰れず、とある電気屋さんの一家と一緒に暮らすお話です。
人間の家族と、かわいい不思議ないがぐり坊やとの、ほのぼのしたファミリードラマです。
ぜひ読んでみて下さいね。
- 2008.05.16 Friday
- 夢のある話
- 08:25
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- by atu