韓国の鬼=トッケビ

トッケビのこんぼう (韓国の昔話)
チョン チャジュン, ふじもと ともみ, ハン ビョンホ

お近くの韓国には、共感できる昔話がいくつかあります。
歴史をよく理解していない私ですが、長い長い時の流れの中で、かなり近い文化を共有していた時代があったのではないかと、少なからず感じられます。

こちらの「トッケビのこんぼう (韓国の昔話)」もその一つ。
内容は典型的な「正直な男・欲張り男」が登場し、鬼も登場します。

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正直な男は山でたきぎを拾っていると、ぽとん、コロコロ…と転がり落ちた木の実を見つけます。「これはよかった。(自分の)おとうさんに持って帰ろう」と懐へ。しばらくするとまたぽとん、コロコロ…と木の実が落ちてきました。「これはよかった。(自分の)おかあさんに持って帰ろう」と懐へ。
さいごに3つ目に落ちてきた木の実は、自分のものにして、懐へしまいました。
あたりはすっかり暗くなってしまい、正直な男はどこか泊まれるところを探しました。
見つけた一軒の家にはいりこみ、休んでいると、何とそこは鬼たちの家。
夜になって鬼たちが帰ってきてしまいました。
隠れてじっとしている正直男でしたが、どうにもおなかがすいてたまりません。
昼間拾った木の実を一つかじると「ガリ!!」ととても大きな音が出てしまいました。
さぁ、鬼たちは…
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鬼たちは…どうなったのかは読んでみてのお楽しみ。

この絵本、「つくり」もとってもユニークです。
表拍子には「トッケビのこんぼう ーはじめのおはなしー」と書かれていて
背表紙には上下さかさまに「トッケビのこんぼう ーつづきのおはなしー」と書かれています。
はじめに表拍子のほうから読みすすめ、半分まで読んだら、次に上下をかえ、くるりとひっくりかえして背表紙から読みます。
結末は真ん中のページでぴったりと出会う仕組みになっています。

幼稚園でも小学生でも楽しめると思います。
ぜひ読んでみてくださいね。

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