八つくびのおろち

八つくびのおろち
さねとう あきら, 関屋 敏隆

八つくびのおろち」というこの本は、その題名のとおり、なんとも恐ろしい八つ首の大蛇が登場しますが、そのストーリーは、とても切ない物語です。

ある所にケンカは強いが、ばくちばかりしていて働かない男と、それに文句も言わず甲斐甲斐しく働く妻、それに7人の子供がおりました。
ばくちですっかり財産を使い果たし、「ちょっと行ってくる」と家を出た男は、そのまま侍になろうなどと思いつき、妻にも話さず家には戻りませんでした。
残された家族はすべてを失い、山の上の祠に住んでその日その日を暮らしておりました。
そしていつもいつも、いなくなった父のことを待っておりました。
あるとき、大変なことが起こりました。
子どもがひとり、近くの川に落ちたのです。
助けようとした母親・兄弟が次々に川に飲み込まれていきました。
しばらくのち、この川に八つくび、おそろしい大蛇が現れるようになりました。…

情けない父、それでも父を待ち続けた家族の物語です。
ぜひ読んでみてくださいね。


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

最新記事

カテゴリー

最新のコメント

最新のトラックバック

おすすめ絵本

いのちのいろえんぴつ
いのちのいろえんぴつ (JUGEMレビュー »)
こやま 峰子, Michael Grejniec, 豊島 加純, マイケル グレイニエツ
テレビドラマ化もされた本のようですが、本当に感動する「命」の絵本です。
豊島加純さんの直筆の詩が、強烈に心に突き刺さる絵本です。

おすすめ絵本

つきのよるに
つきのよるに (JUGEMレビュー »)
いもと ようこ
「心打たれる絵本」としてお勧めの絵本です。子どもは子どもなりの、大人は大人なりの感動がある絵本です。

おすすめ絵本

わにのスワニー しまぶくろさんとあそぶの巻
わにのスワニー しまぶくろさんとあそぶの巻 (JUGEMレビュー »)
中川 ひろたか, あべ 弘士
腹を抱えて笑える絵本ってそんなにたくさんありません。こちらは子どもも大人も一緒になって笑えます。是非親子で読んでください。

おすすめ絵本

くろねこかあさん
くろねこかあさん (JUGEMレビュー »)
東 君平
言葉のリズムが楽しい絵本です。挿絵はシンプルですが切りえ風でとっても素敵。耳に残るフレーズですので、赤ちゃんにもお勧めです。

リンク

プロフィール

記事検索

管理者用

携帯用QRコード

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM