むしのあかちゃん
むしのあかちゃん
伊丹市昆虫館, 奥山 清市, 角正 美雪
真冬は虫の季節ではないと思われる方もいるかもしれませんが、今は「虫の赤ちゃんの季節」なのでこの絵本をご紹介致します。
「むしのうんこ」という本と姉妹本で、数々のキモチワルイ虫の赤ちゃんが登場しますので、まるっきり虫が苦手な方にはキツイ絵本かもしれませんが、ほんとに目から鱗の虫情報満載なので、親子で一読されることをおすすめします。
我が家には今、カブトムシの幼虫と鈴虫のタマゴがすやすやと虫かごの土の中で眠っています。飼い主の長男のお仕事は、3日に一度のペースで、土に霧吹きをかけること。えさも何にもいらない虫の幼虫育ては、5歳の長男の仕事としてちょうど良い難易度です。でも、霧吹きを忘れて土が乾いてしまうと、虫の命も終わってしまいます。この命の水を、長男は3日に一度、頑張ってシュッシュしています。
さて、「むしのあかちゃん」の絵本には、数々のキモチワルイ虫の赤ちゃんが登場しますが、えぇぇっ!!と心から驚いた写真が載っていました。
「ナナフシ」という種類の虫がいます。一見木の枝かと思うような、小枝そっくりの虫です。虫好きでなくても、何かの機会に見たことがある方は多いと思います。
その「ナナフシ」のタマゴ、なんと自然界のある物にそっくりなのです。
ある物、とは、ドングリ。
親が木の枝そっくりで、赤ちゃんはドングリそっくり。
生き物って不思議。本当に不思議。
そんな感動があります。
虫嫌いの方には無理におすすめしませんが、ちょっとでも我慢できる方には強くお薦めしたい絵本です。
ぜひ、「ドングリそっくりの」タマゴ、絵本で確かめてみてくださいね。
- 2007.01.25 Thursday
- 恐竜・虫・は虫類・カエル
- 21:02
- comments(2)
- trackbacks(3)
- -
- by atu
この絵本はかわいらしい絵も使っていますが、ほとんど「写真」です。
虫のタマゴの写真、虫の赤ちゃんの写真、etc…
数々のキモチ悪さを乗り越えれば、きっと大きな発見があると思いますよ!
(笑)