日本の神話【6】

日本の神話〈第6巻〉うみさち やまさち
日本の神話〈第6巻〉うみさち やまさち
舟崎 克彦, 赤羽 末吉

現在の所、この日本の神話シリーズは全6巻のようですが、最後となる6巻目は、5巻の大国主命(大国主命)の続きではありません。
「海幸」「山幸」と呼ばれる神が登場するお話です。

母の私も子どもの頃からよく知っているお話です。

海幸は海の魚を釣る仕事、山幸は山で狩りなどをする仕事。
ある日山幸は海幸に仕事のとりかえっこをしてみようと頼みます。
渋々ながら、海幸は了解し、翌日はお互いに反対の仕事をしてみます。
ところが山幸は、海で魚を釣ろうとしても1匹も釣れず、そればかりか海幸の大事な釣り針を海に落としてしまいます。
心からわびる山幸ですが、海幸は決して許してくれません。
山幸は自分の刀を千も万もの釣り針に作り替え、わびましたが、海幸は許してくれません。
最後、海幸に罰が当たってしまう、というお話です。

-------------------
このお話、確かに相手の心からのわびを受け入れようとしない海幸は冷たい人だと思いますが、最後海幸に罰が当たるところはどうなんだろうなーーと思います。
そもそも仕事のとりかえっこをやりたがったのは山幸の方だし、落としたのも山幸。初め完全に非があるのは山幸の方です。
許さなかったからといっても、本当に他のものでは代替えにならない大切な品だったのではと思うと、罰が当たるのは可哀想な気がするのは私だけでしょうか。
失敗したのはわざとじゃない、でも相手にとっては決して許せない程の決定的な失敗、というのはよくあることです。
許して貰えないのは仕方がない、それほど相手を傷つけてしまった…ということも現実、あることです。
気持ちは分かるけど、許さない相手に罰が下るのはちょっとすんなり納得出来ないなーーー、そんな気がしました。

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