日本の神話【5】

日本の神話〈第5巻〉すさのおとおおくにぬし
日本の神話〈第5巻〉すさのおとおおくにぬし
舟崎 克彦, 赤羽 末吉

大変面白い日本の神話シリーズのご紹介、5作目は日本の神話〈第5巻〉すさのおとおおくにぬしです。
第4巻において、兄神達に逆恨みされ、命をつけねらわれる大国主命(おおくにぬしのみこと)。一度は殺され、後数回、命の危険にさらされます。ついに母神はご先祖の須佐之男(すさのお)が居る黄泉の国へ行ってみるように助言しました。

さて、第5巻。大国主命は舟に乗って遙か彼方の黄泉の国へ向かいます。
「第1巻」で黄泉の国は厚い扉でふさがれた暗く恐ろしげな洞窟のような所だったのに、第5巻では一転、黄泉の国は普通の島でそこにいる亡き須佐之男は立派なお屋敷に住んでいるのがどうも腑に落ちませんでしたが、とにかく須佐之男は、黄泉の国のお屋敷で一人娘と暮らしておりました。
(須佐之男は櫛灘姫(くしなだひめ)と結婚したはずなのですが、黄泉の国には櫛灘姫はなぜか居ませんでした。)
そして「荒くれ者でトラブルメーカー」だった頃の須佐之男を彷彿とさせる言動で、大国主命を困らせるのです。
命が助かる方法を教えて欲しくてわざわざはるばる黄泉の国までやってきたのに、逆に須佐之男に命をねらわれる始末。
なぜ須佐之男が大国主命の命をねらうほど意地悪したかというと、一人娘が大国主命に一目惚れしてしまったからなのでした。
散々意地悪したのですが、その都度、一人娘がさりげなく大国主命に力を貸します。
最終的に須佐之男は、大国主命は頼もしいやつだと認めます。
心を許したすきに、大国主命は須佐之男の刀や槍、姫までさらって黄泉の国を逃げ出すのです。
須佐之男は怒りました。追いかけましたが大国主命と姫は舟で沖まで出てしまいました。、須佐之男はどうすることもできず「その刀で兄神達をやっつけろ。そして娘を幸せにしてやってくれ!」と頼むのです。
大国主命は、国へ帰ると須佐之男の言葉どおり、兄神達をやっつけ、姫と末永く幸せに暮らしたと言うことです。

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