空とぶトランク
アンデルセン童話より「空とぶトランク」(スズキコージ・絵)を読みました。
これは、「お話の中でお話が始まる」ちょっと不思議な設定と、「トランクに乗って空を飛ぶ」不思議があって、物語の世界を楽しめるお話です。
最後、楽しく冒険を続ける主人公とは対照的にお姫様が寂しそうに描かれていて、アンデルセンらしいような「世の中、幸せだけではない/人生楽ありゃ苦もあるさ」というようなメッセージが感じられます。
先入観無しに、どこかで出会った時には是非読んでみてください。
- 2005.07.27 Wednesday
- アンデルセン童話
- 13:38
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- by atu
読み聞かせてもらったお話は、お母さんとの素敵な記憶と共に、いつまでも心に残るのでしょうね。