ガウディの絵本

評価:
レイチェル ロドリゲス
光村教育図書
¥ 1,575
(2010-05)

JUGEMテーマ:読書


私自身も、ものづくりを生業としている一人ですから、
お客様がが喜ぶものをつくりたい、という意識は常にあります。

「お客様が喜ぶもの」と一言で言ってしまえば簡単そうですが、
実際には個人の主観の違いや、
年代の違いや、
性別の違いや、
好みの違い、
感性の違いなど、
様々な要因が絡み合っての「喜び」となりますから、
最終的に「何が喜ばれるものなのか」を追求するのは、
この仕事をしている以上は、
永遠のテーマともいえます。


ある人には喜ばれるけれども、
ある人には喜ばれない。

たくさんの人にはそこそこ喜ばれ、嫌われはしないけれども
「すごく好き」とは感じてもらえない。

嫌とは言われないけれど、印象にも残らない。

ただ一人の人には熱狂的に喜ばれているけれど、
多くの人には喜ばれない。

などなど、「お客様が喜ぶもの」というものは
様々な側面があるからです。

でも、

あえて頭を整理して、わり切りを持って答えを出すなら、
ものづくりというものは、
それを依頼してくれるお客様があってこそ、
仕事として成立していく物ですから、
焦点を合わせるなら、
それは、「依頼人のお客様の喜び」に
きちんと焦点を合わせたものづくりをすればよい、
ということになると思います。

ひらめきの建築家ガウディは、
人並み外れた感性と、
どんなデザインでも実現させえる技術力を併せ持ち、
空前絶後といってもいいほどのオリジナリティあふれる建造物を世に生み出した建築家です。

ガウディのつくる建造物は、
それまでの「おうち」の概念を
根元から覆し、
直線はなく、
意味のある曲線で構成された、ユニークすぎる建造物でしたから、
決して、みんながみんな、
「最高!」
とほめたたえたわけではないといいます。

時に人に受け入れられ、
時に人に拒まれ、
そして時には熱狂的に喜ばれ、
多くの人の心に、
「ガウディの建造物」
というオリジナル性が刻み込まれていったといいます。

絵本ですので実在の人物を描くには、情報が少ないといえば少ないのですが、
それでも、
ガウディとはどんな人?
を知るのに、とてもわかりやすい絵本だと思います。

ぜひ、読んでみてくださいね。



本ではありませんが・・

評価:
レーナ・マリア
ユニバーサル ミュージック クラシック
¥ 2,409
(2003-07-23)

JUGEMテーマ:読書


絵本ブログを始めて約5年、直接絵本以外のものをご紹介するのは初めてですが、先日読んだ「レーナ・マリア」の伝記にとても心動かされ、彼女の声を聞いてみたいと思いましたので、CD購入してみました。

ジャケットのレーナ・マリアがとても美しいことにも驚きましたが、
歌声は、本当に優しくて、澄んでいて、のびやかで、とてもとても美しい歌声です。

子供と一緒に繰り返し聞いています(^.^)

16曲ほど入っていて、最後には「きよしこのよる」が一部日本語で歌われています。
クリスマスシーズンを控え、バックミュージックをお探しの方にもとてもお勧めのCDです。

ぜひぜひ、聞いてみてくださいね。


レーナ・マリア

JUGEMテーマ:読書


私は本当に今までこんな人がいたことを存じ上げませんでしたので、この本を読んでとてもびっくりしました。
子供が学校図書から借りてきた、「まんが」でつづられた伝記ものです。

伝記もの、といってもリンカーンやエジソンのように、過去の人物の功績をたたえた本ではありません。
今現在もご健在で、世界中を回りその歌声で人々を魅了しているロシアのシンガーです。

笑顔が素敵で、愛くるしい表情のレーナは、両腕がありません。左足も、右足の半分の長さしかありません。
それでも身の回りのすべてのことはほぼ一人でこなせます。

ペンを持つのは足や口、
スプーンを持つのも足、
お皿を洗うのも足、
オルガンを弾くのも足、
車のハンドルを握るのも足、なのです。

そして人並み外れた能力も持ち合わせています。
水泳が得意で、泳いでいる姿はまるで人魚姫。
両腕のないその体で、得意な泳法は「バタフライ」。
パラリンピックにも出場するほどの実力の持ち主です。

そしてまた持って生まれた澄んだ声で、歌が上手。
音楽大学で声楽を勉強し、今はシンガーとして、活躍しています。
身体に障害があるから人目を引くのではなく、心から人の心を揺さぶる歌が、魅力なのです。

-----------------------
子供はもちろんですが読んでみれば、母の私も強烈に心を動かされる絵本でした。
その歌声も聞いてみたくて、早速レーナ・マリアのCDを注文。
子供たちと一緒に楽しみに到着を待っているところです。

まんがで書かれた伝記ですから、低学年の子でも読みやすい本だと思います。
ぜひぜひ、読んでみてくださいね。

伝記物

シュバイツアー
シュバイツアー
岡 信子, 小林 与志

素敵なお話は数え切れないほどたくさんありますが、それが「本当のお話」の場合、子どもへの影響力はより大きいと感じています。
本当にあった戦争のお話。
本当にあった悲しい事件。
本当にいた、世界のために貢献した人物。
歴史上に名を残す偉人達のお話。
etc…。

中でも、「伝記もの」はすばらしい人生を生きた人の一端をかいま見ることができ、親子で色々と考えさせられるものがあります。
本来、1人の人生は短い絵本に書き表せることなど到底無理なもので、どの人生もボリュームの大きいストーリーであるはず、と思います。
小さい子向けの伝記は、特筆したい部分だけの抜粋になりがちですので、大きくなったら改めて、詳しく書かれた伝記を読む必要はあるかもしれません。
こちらの「シュバイツアー」もだいぶ凝縮されたお話ではありますが、どんな生い立ちで、いつどのように勉強し、なぜ医者という仕事を選んだのか、何歳まで生きた人かなどを知ることができます。

小さい子には充分な内容と思います。
母も子どもと一緒に初めて知ることが多い内容でした。
チャイルド本社からの発行です。
ぜひ読んでみてくださいね。




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