身長12756キロメートル

おおきく おおきく おおきくなると (福音館の単行本)
おおきく おおきく おおきくなると (福音館の単行本)
佐藤ひとみ,谷口靖子

こんなにスケールの大きい話は、他にそうありません。
背が小さいのが悩みの、ゆうき君の物語です。

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身体測定の日、一年生で一番小さかったゆうき、学校の帰り道、自分のかげをみながら思った。
「これぐらいおおきくなれたらなあ…」

すると、足もとから不思議な声が聞こえてきた。
「おおきくなりたいって?」


ゆうきは、不思議なかげの、不思議な力のおかげで、体がぐんぐん大きくなります。

4メートル、5メートル、7メートル、10メートル…
巨人になったゆうきは手のひらにお友達を乗せてあげたりしてはしゃぎました。

「こうしてみると、ちっちゃい子も、大きい子も、みんな同じぐらいだな、なあんだ」



でもゆうきの巨大化は止まりません。40メートル、250メートル、300メートル、…10キロ、30キロ…

ついに身長300キロになったゆうきは宇宙に頭を出しました。
足元には青く輝く地球があります。

ゆうきはさらに大きくなって、ついに身長は地球と同じぐらいの12756キロメートル!!…

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地球という星はみんなが生きている星。
太陽は地球の109倍もあることや、宇宙にはもっと大きい星もたくさんあることも書いてあります。

ちょっと大きい視点で見れば、「背の小さい・大きい」は気にならない、という話のレベルを超えた、壮大な宇宙の物語となっています。

単純に40メートル、300メートル、と長さを書いてあるだけでなく、
40メートル、ウルトラマンと同じぐらい。
300メートル、70階建てのビルと同じくらい。
というように、スケールがわかりやすい説明をしてくれているのも、この本の魅力です。

ぜひ、読んでみてくださいね。




予防注射、してますか?

どきどき よぼうちゅうしゃ
どきどき よぼうちゅうしゃ
小林 まさこ, おかべ りか

今年も残り後1ヶ月半となりました。早いものですね。
11月といえば、インフルエンザの予防接種解禁(?)日。早い内に安心を得るためには、早めの予防接種が必要です。

毎年「新型インフルエンザ流行の可能性」などと恐ろしいニュースも聞きますし、「予防接種したって、別の型のインフルエンザには感染するんだから」などという声も聞きますが、それでもやらないよりは安心度が高いだろうと思い、我が家では必ず接種します。

我慢強い長女と次女は何のことなく越えるハードルなのですが、人一倍大騒ぎする長男は、「チュウシャ」と聞いただけで「イヤダーーー!!!!」と大声を出します。
母の私は「痛くないから」などと子供だましのその場しのぎをする主義ではないので、ありのまま「注射なんだから、痛いよ」といいます。「痛いけど、我慢できない痛さじゃないから、我慢しなさいね。」と。
そうするとますます「いやだ!絶対いや!」と抵抗する長男です。最近は「目をつぶっていると、ちょっとは恐怖が薄れる」ということを発見し、「注射の時は目をつぶっていれば、すぐ終わるよ」と言うようにしています。

そんなこんなで毎度毎度、注射には看護婦さん数名と母の必死の押さえつけによって行われる一大行事となっておりますが、そんな長男に「なぜ、元気なのに注射をするのか」を分かりやすく伝えるためにちょうどよい絵本に出会いました。
どきどき よぼうちゅうしゃ」は同じく注射が嫌いな女の子が主人公です。
どうして元気なのに注射をするの?という疑問に対し、お医者さんは「体が元気な時に、病気と闘う力をつけておくためなんだよ」と説明します。
そしてさらにかみ砕きながら、「体にほんのちょっとのウイルスを入れると、体がウイルスと闘う練習ができる。そうすると本当のウイルスが入ってきた時に、体が勝つことができるんだよ」と説明します。

そうか!予防接種は体がウイルスと闘うための練習か!と納得できます。
母も分かっていながらなるほどね!とうなずける絵本でした。

ぜひ読んでみてくださいね。

おじいちゃんの、あしのうら

あしのうらのはなし
あしのうらのはなし


このえほんは、あしのうらにスポットを当てて、分かりやすく説明してくれるからだ絵本ですが、この絵本を読んだ数日後、4歳の長男に珍行動がありました。

定期的な検診で行った歯医者さんでの出来事。
診察室には3台の診察台が並んでいる歯医者さんです。
名前を呼ばれて診察室に入っていくと既に、よそのおじいさんが、3台の内の1台に横になっておりました。

よそのおじいさんは、靴下をはいておりませんでした。
顔はクロスをかけられてよく見えませんでしたが、長男の身長には、そのおじいさんのあしがよぉく見えるようでした。
おじいさんのあしのうらは、かさかさして、白っぽくなっておりました。
通りがかりに、しばし、おじいさんの足の裏を見つめていた長男、顔をあげるとおじいさんのあしをゆびさしつつ、
これ、いきてんの?ちんでんの?(死んでるの?)」
と大きな声で聞いてきました。
腹の底ではかなり笑いをこらえていましたが、汗をかいた母でした…。

良くも悪くも「あしのうら」に興味をもった長男です。

一人1冊

あしのうらのはなし
あしのうらのはなし
やぎゅう げんいちろう

こちら、からだの絵本シリーズ、やぎゅう げんいちろうさん作のあしのうらのはなしです。

こちらは、図書館で借りてきて読むよりも、是非「一家に1冊」「一人1冊」をお勧めします。
絵本の中で、大きな大人の足の大きさ、馬の足の大きさ、などがあり、「さて、きみの足型をここにかいてみよう」というページもあるからです。
読んでいくと、すごくそのページに自分の(子ども自身の)足型を書いてみたくなるのです。
ですから「一人1冊」。

是非読んでみてくださいね。

背筋をまっすぐ

せなかをぴん
せなかをぴん
小林 まさこ, 長野 ヒデ子

我が家の年子姉妹は今、小学2年生と1年生です。
お互いに良い刺激を受け合って成長しているように感じます。
次女が、学校で、文字を書く時の姿勢を歌にして習ってきました。

足をぺたん
背中をピン
おなかと背中にグーひとつ
もちかたを確認したら、はいどうぞ

といって文字を書き始めるのです。
歌のおかげで、あら不思議。本当に素直な良い字が書けています。

長女が1年生の時、そう言えば母は姿勢のことなんて何一つ気にかけず、ただひたすら鉛筆の持ち方と、お手本とそっくりに書くことを頑張らせていたように思います。

ご飯の時も同じく。
感謝の気持ちをもって、大事に真剣に食べる、ということを伝えたいけれど、これを伝えるのって何て難しいんだろう。まわりの大人がどんなに真剣に食べていても、子ども達は嫌いな物は嫌い、疲れたら体に力がなく、背中は丸め、足は延ばしたり、そのせいで余計にこぼしたり。
ご飯の時も

足をぺたん
背中をピン
おなかと背中にグーひとつ
もちかたを確認したら、はいどうぞ

が良い感じで使えます。
物事に向かう時の姿勢は色々なことの基本になりますね。

前置きが長すぎましたがせなかをぴんは「どうして背中をピンと伸ばすのか」成長の上での必要性だけでなく、骨や筋肉、栄養素なども含め、よく説明された絵本です。

これを読んですぐ姿勢を気にするようになる訳ではありませんが、必要な知識の一つとして、子ども達に伝えたい絵本です。



かさぶたくん

かさぶたくん
かさぶたくん
やぎゅう げんいちろう

大好きなからだの絵本「はなのあなのはなし」などのシリーズ、こちらのかさぶたくんもかなり良かったです。
子どもの頃は特に、よく経験する「かさぶた」くん。
このかさぶたはどうしてなるのか、どういうものかをわかりやすく書いてある絵本です。
読む時は、やはりちょうど「自分の体にかさぶたがある」時がグッドタイミングです。読みながら、我が家の子ども達はみーんな、自分の体をくまなく探して、小さなかさぶたを見つけると誇らしげに「あった!!!」と言いましたから。
ぜひ読んでみてくださいね。

おなら



おなら」(長新太作/福音館)を読みました。
毎日必ずでるおなら。
「おならってなに??」という素朴な疑問に答えてくれる1冊です。
おならを理解して、無理に我慢したり恥ずかしがったりすることのないように導いてくれる一冊です。
どうしておならは臭いの?という疑問にも答えてくれる1冊です。
体の不思議、いろいろありますが、小さな疑問が一つ解決して、自分の体を好きになってくれると良いなと思います。(大げさですが。)

ちのはなし

大好きな「たろうのおでかけ」の挿絵を描いた堀内誠一さん作の「ちのはなし」(福音館)を読みました。
私が子どもの頃に読んでいた絵本ですが、我が子にも読み聞かせています。
幼児が、体の中のことを知ることができ、分かり易く、興味深く聞くことができる、おすすめのからだ絵本です。

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いたい!ころんでひざをすりむいた。
なめるとしおからかった。しばらくすると固まってしまった。
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なぜころぶと血が出るの?
なぜ血は赤いの?
どうしてしばらくすると血は固まるの?

というような疑問は、意外と子どもでも「そんなの当たり前でしょ。いつもそうなるもの」と納得済みにしてしまいがちです。
絵本の中で「どうして?」と問いかけられて初めて「どうしてだろう…」と気がつくことも多いものです。
読んだあと、すってんと転んで血が出たら、「何で血が出るのか」絵本のことを思い出して自分の体を理解してほしいと思います。

さっちゃんのまほうのて



さっちゃんのまほうのて」は先天性四肢障害のさっちゃんを描いたお話しです。
障害を持って生きる子どもと親の苦しみは、きっと分かったつもりにはなれても、本当に理解することは難しいと思います。
でも人の親として、四肢に障害を持って生まれてくる事への苦しみ哀しみは想像ができます。
子ども達にも同じように想像して欲しい…という思いでこの本を読みましたが、7歳・6歳・3歳の子ども達はそれぞれの年齢に応じた想像力で、お話しを聞いていました。

同時に、さっちゃんと同じように、「自分の体を愛してほしい」と願う母です。

おへそが気になる子ども達へ

おへそにきいてごらん」(七尾純作・長谷川知子絵/あかね書房)を読みました。
うちの次女は、どちらかというと、おへそがでている子で、お風呂の度に何となく気にしている様子です。私はそんな娘を見ると、「もしね、お母さんの前に本物のあなたと偽物のあなたが現れたら、お母さんはおへそを見れば“あ、こっちが本物だ!”ってわかるでしょ。だからこのおへそは大事にしてね」といっています。自分の体を愛しんで欲しいので、そんな風に言っています。

このお話のてっちゃんも「でべそ」を気にしています。話しの中で「人の誕生」をとてもわかりやすく描いてあるので、そんなことも合わせて伝えられます。

お母さんとお父さんからもらった命の価値に比べれば、おへその形なんてどうでも良いようなこと。多感な子供心には教えるのが難しいのですが、絵本の力を借りて伝えていきたいと思います。

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