プレゼントを贈る楽しみ
JUGEMテーマ:育児
いよいよクリスマスまであと1カ月とちょっと。
わが家の子供たちは、クリスマスプレゼントに何をもらおうかと、
いま真剣に考えている様子です。
音楽の好きな、長女はショパンか誰かの楽譜集。
ジブリアニメの好きな次女は、トトロの時計。
そして、いろいろほしいものがあり過ぎて、いつも金欠病で、
「クリスマスまで何も買わないこと!」
とお買いもの禁止令を出している最中の長男は、
ロボットとか、
ソーラー電気で動く車の工作キットとか、
おもちゃとか、
水ロケットを作るためのキットとか、
「大人の科学」というキット付きの雑誌とか、
「科学のたまご」という子供向け科学系雑誌とか、
プラスチックで作る「安土城」「大阪城」などのお城シリーズとか、
いろいろ興味のあるものがあり過ぎて、
まったく決められずにおりまして
「じゃあ、お母さんに任せて!
夢いっぱいのプレゼントをあげるから(^o^)」
と伝え、クリスマス当日を楽しみにまとう、ということになったのですが、
長男は、どんなプレゼントをもらえるんだろうという大きな期待と、
もしかしたらほしいものがもらえないんじゃないかという不安が混じり、
その後毎日、
「どんなプレゼントにしてくれるか、決まった?」
と聞いてくるのです。
母が考えているのは、比較的最近、長男がほしいといった
「箱庭」的なもの。
木だとか、家だとか、人だとか、ベンチだとか、テーブルだとか、
そういう細々したアイテムを
自由に並べて自分の好きな小さな世界を作り、
インテリアにもおかしくないような、
素敵なものがあれば買ってあげたいなと思っています。
予算次第なので、ちょっと小さくても、
自分で作りあげるキット的な感じの、
箱庭的なものがかえればいいなと思っているところです。
でも、毎日、
「どんなプレゼントにしてくれるか、決まった?」
と聞いてくる長男に、真面目に答えるのはつまらないし、
この長男、いじるととても面白いので、
母の私も、ついつい、
「愛的なもの、あげるから。」
と答えます。
「お母さんと遊ぼう券、5枚」
「お母さんにだっこしてもらえる券、5枚」
「お母さんと… 」
いろいろ言うたびに、
真剣に嫌な顔で、
「え〜!やだー〜!」
と答えてくれる長男が、
これが本当にたのしい感じです(^o^)
さて、ご紹介する絵本は
「ちっちゃなサンタさん」
このお話、単純にクリスマス絵本かと思えば、ぜんぜん違います。
だってサンタさんは
ふくよかで、
やさしくて、
プレゼントをくれるものなんですが、
このお話のサンタさんは
ちっちゃくて
しかも、
プレゼントは持っていません。
配り終えた後とか、たまたま持っていない、とかではなくて、
プレゼントは持っていないんです。
…
それでも不思議と温かいお話。
すごく温かいお話。
それは、
人の心が、
プレゼントをもらう楽しみを待っているだけではなくて、
プレゼントを贈る楽しみも、知っているからなのかもしれません。
ぜひ、読んでみてくださいね。
- 2011.11.17 Thursday
- 季節行事・ならわし
- 08:00
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- by atu