半日村

昨日にひきつづき齋藤隆介作・滝平二郎絵による「半日村」を読みました。
齋藤さんの文章描写、滝平さんの挿絵は、絵本という子ども向けのジャンルでありながら、大人が読んでも感激する部分が多いです。
絵本好きの母には、シリーズ全巻をちまちま買いそろえることが小さな目標です。

半日村の話の内容は教科書等でふれて、知っている方も多いかもしれません。
国語の授業では「一平の心の動きは?村の人はなぜ一平を手伝い始めたのか?」など「読み取り」ばかりに終始するのではないかと思いますが、
こんな良い作品は、是非、無心で、挿絵の子どもの表情一つ一つを確認しながら、ゆっくりと、堪能して欲しいと思います。

はちみついろのうま

挿絵が芸術といっていい、「はちみついろのうま」(小風 さち文, オリガ ヤクトーヴィチ絵)。
何て繊細で、何て美しいんでしょうか。
「おにばば」が登場しますが、こんなに恐ろしくて繊細に描かれた「おにばば」って、私は他に見たことがありません。
「はちみついろ」という表現も何とも言えず美しいと思います。
「金色」でも「栗色」でもない、「はちみついろ」。
この本に親しんだ我が家の長女は、色を言う時に「はちみついろ」も普通に使います。
「あ、このネコの目、はちみついろだ!」なんて。

大人にとって珠玉の一言も、源は絵本にあったんです。
絵本ってすごいですね、つくづく。

おしゃれなサムとバターになったトラ

文章表現が美しいと、子ども向けの絵本とはいいながら、心が洗われるような気持ちの良い感動を味わいます。
おしゃれなサムとバターになったトラ」はまさにそれ。
洋服を表現するにしても「むらさきの○○」「みどりの○○」なんて普通の言い回しじゃありません。比喩表現の美しいことは感動物です。
いろいろ説明するよりは、とにかく、読んでみて欲しい1冊です。

ちょっと値が張るので、家では、お祝いやお返しなどで図書券をもらった時に購入しました。

エマおばあちゃん

今日もまだまだ「岩手の昔話」はまっています。
収録されている話全部、読み終わるまでははまり続けると思いますので、今日は岩手の昔話以外で読んだ本を1冊。

エマおばあちゃん
エマおばあちゃん
ウェンディ ケッセルマン, Wendy Kesselman, Barbara Cooney, もき かずこ, バーバラ クーニー

エマおばあちゃん」(ウェンディ ケッセルマン,もき かずこ,バーバラ クーニー)を読みました。
穏やかで、挿絵の美しい、上等な1冊です。
いつも子どもや孫に会うのを楽しみに生きていたエマおばあちゃん。
ふとしたきっかけで「絵を描く」ことに目覚めます。
人間何歳だってスタートラインに立てる。そんな風にも元気づけられます。
絵を見るだけでも価値ある絵本です。

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