ふきまんぶく
ふきまんぶく
田島 征三
東京の日の出村がお話の舞台です。今現在の「東京の日の出村」はどんな所でしょうか。お話の中の「東京の日の出村」は野山や馬や牛と共存する、とても素敵な田舎の風景です。
---------------------------------
お顔のまるいふきちゃんは、みんなに「ふきまんぶく」とよばれています。お顔がおまんじゅうみたいに丸いから。
「まんぶく」とは「まんじゅう」のことです。こちらの地方では「ふきのとう」のことを「ふきまんぶく」とよんでいます。
そんなふきちゃんが、ある晩、ふと山の方をみると、ひとところだけなんだかほかとちがう、温かそうに見えるところを見つけました。ふきちゃんはその場所をめざしてひとり歩いていきます。
行ってみると、その場所は、たくさん「ふき」が生えていました。ふきのおおきな葉っぱの表面に、よつゆがのってお月様の光を反射していたのでした。
…
---------------------------------
「ふきちゃん」と「ふき」の不思議で楽しいひとときを描いています。
何となく惹きつけられる絵本です。
ぜひ読んでみてくださいね。
- 2006.09.14 Thursday
- 春の話
- 09:02
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by atu