ペットを飼いたい衝動
JUGEMテーマ:読書
わが家には、子どもが3人おりますが、
その3番目君の長男は、
無類の生き物好きです。
特に、哺乳類系が、大好きのご様子です。
幸い、わが家は田舎にありますから、
時折たぬきが出没したり
イタチが走り去ったりすることがありますが、
そんな時は、この長男、
一気にテンションが上がって、
なんなら、どこが住みかなのかをつきとめようと、
追いかけていきます。
純粋に「タヌキと遊びたい」という衝動で。
また、近所には、猫を飼っているうちがたくさんあり、
いつの間にお友達になるのやら、
この長男が通りかかると、
そのよそのうちの猫たちは、よくかおを出して、
「こんにちは」
とでも御挨拶するかのように、長男に顔をむけてくれます。
そうすると、長男はもううれしくて、
その日、どんなに怒鳴られてスタートした一日でも、
一瞬のうちに表情が明るくなり、
なでたり、さすったり、話しかけたりして、
その猫とのコミュニケーションを、
楽しんでいるご様子です。
学校まで歩く、約2キロ半ののどかな田んぼ道の道中、
猫を飼っているうちは3軒ほど。
ご丁寧に、どのうちのネコさんも、
長男が通りかかる時には顔を出してくれて、
一様にコミュニケーションを楽しませてくれます。
そんな長男、当然ながら、
よそのうちの猫、だけじゃなくて、
自分のうちの猫、もほしいのですが、
わが家は子ども3人、母一人で育てている状況で、
とてもねこさんを受け入れる余裕はなく、
どんなに頼まれても、却下しています。
だいたい、長男がいない間、代わりに世話できる人がいないですし、
猫の餌を買うために買い出しに行く暇もないですし。
無理、なんです。
だからしつこいぐらいに
「ねこ、かいたいよ〜」
という長男と
「無理」
という母との攻防は、
長く静かに続いておりますが、
こちらの絵本「ねこがほしい」
はまさに長男の気持ちを代弁した絵本です。
猫がほしい。
でもお母さんはだめっていう。
僕は、猫がほしいのに!
うんうん!うんうん!
と共感しながら読んでいた長男です。
猫好きな方も、そうでない方も、
ペットを買いたい衝動は共感できるのではないかと思います。
ぜひ、読んでみてくださいね。
- 2011.11.22 Tuesday
- 動物話
- 08:35
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- by atu