どこでもない場所

子供のころ、ちょっとだけ夢中になった「だまし絵画家」がおりまして、
「エッシャー」というその世界ではとても有名な画家さんです。

エッシャーのだまし絵は、ほとんどが画用紙に鉛筆で描いたような白黒のトーン。
とてもシックで、パッと見、普通に風景画のように見えて、
でもよく見ると建物の屋上と地面がつながっていたり、
あるものが、遠くに行くにしたがって、別のものに変化していたり、
「ありえない」ことを、一枚の紙の中に表現しているので、
だまし絵っておもしろいな、、と思った時期がありましたが、

こちらの絵本もまさにその「だまし絵」。
見開きのページに、短い文章とともに描かれています。
この本を書いたのは、

セーラ・L. トムソン (著)
ロブ ゴンサルヴェス (イラスト),

エッシャーのだまし絵とは違って、カラフルな絵画調のだまし絵ですが、
このだまし絵もとっても見ごたえがあって、
絵の隅々まで何が書かれているのか、
何度も見直したくなる絵本です。

文章が少ないですが、決して幼児向けではありません。
何があり得ないのか、ピンとくる年頃で、やはり小学生以上にお勧めの絵本だと思います。

親子で「どこがあり得ないのか」
見つけるのが楽しい絵本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。

JUGEMテーマ:読書



加瀬三郎さんという人

JUGEMテーマ:読書


本を手に取って、初めに見るのは、きまって「表紙」です。
大概、読書というものは、表紙の絵や写真から、物語の内容を想像するところから始まります。

こちらの本は小学生向け程度の児童書で、
「折り紙でたくさんの笑顔を」
というタイトル。

写真は折り紙と、外国の子供たちと、
折り紙を折った主と思われるおじいさん。

あぁ、きっと、このおじいさんは、折り紙を通して、
子供たちに夢や希望を与えた人なんだろうな、

…と普通に察しがつきます。

でも。
この写真の「おじいさん」は、単なる折り紙作家、ではないんです。
最も折り紙に心血を注いだ折り紙作家でもあるし、
折り紙を通して、確かに世界中の子供たちに夢や希望を与えた折り紙親善大使でもあるし、
もっとシンプルに、純粋な折り紙好きともいえるのですが、

このおじいさん、まったく目が見えない方なのです。
名前は、加瀬三郎さんといいます。

加瀬三郎さんは、幼少のころはわずかに見えておりましたが、その後は完全な盲人となりました。

目が見えるころに折り紙の特訓をしたわけではなく、
盲人となってから、折り紙をはじめ、
目が見える人なら当たり前に折れる簡単な折り紙でさえも折ることができず、
言葉通り手探りの状態で、
少しずつ、少しずつ、地道な努力を続けた結果、
大人になるころには、人一倍折り紙ができるようになり、
ついには「折り紙作家」
と呼ばれるほどの技術を習得しました。

「折り紙作家」というからには、既存の折り方をなぞらえて作るだけの折り紙作家ではありません。
時にはアフリカに足を運び、その眼では見たことのない象を手で触り、
大きな耳、長い鼻、どっしりした体を、
見事に折り紙で表現してしまいます。

さらには折って終りなのではなく、
それを世界中の子供たちとともに楽しみ、
戦争や貧困で心傷ついた子供たちも笑顔にする、
そんな素敵な活動を、生涯続けられた方です。

「折り紙作家」と呼ぶにはむしろ言葉が足りない、と思うほど、
折り紙というたった一つのことを人生のテーマとして、
精一杯、生き抜いた方といえます。


自分の人生を悩み始める子供たちには
ぜひ読んでもらいたいと思う本ですし、
大人が読んでも勇気がもらえる、素敵な本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。




学校では教えない歴史

評価:
キャスリーン クルル
あすなろ書房
¥ 1,680
(2012-04-25)

その昔、人が進化の過程で今の姿に近い「ヒト」になる前は
全身けむじゃくらで、その姿はサル。
仲間同士の「毛づくろい」はコミュニケーションの一つで、
お互いに毛についた虫を取り合いっこしていたわけですが、
「体の毛皮は暑苦しいし虫がたかる。」
というわけで、毛皮の面積は、
長い年月をかけて進化していくうちに、どんどん小さくなっていったわけですが、
最終的に、頭のてっぺんだけ日差しから守ればいいや、
ということで、今の形に進化しているようです。

この絵本は、そうやって、人には「髪の毛」がある状態になってからの、髪の毛にまつわる歴史の絵本なのですが、
雑学といえば雑学、でも大人でも興味深い髪の毛の歴史、カツラの歴史について、掘り下げて書かれてある絵本です。


まず「ドレッドヘア」。
起源は約5000年前のナイジェリア。
ここではヘアスタイルは一つの芸術として考えられ、髪の毛が絡まって生まれてきた子は、生まれてすぐに髪の毛を編んで、「ドレッドヘア」にしたのだとか。

次に「カツラ」の起源。
エジプト人は暑い中で、髪の毛に虫がつくのを避けるため、髪の毛は女も男もつるつるにそり上げていました。
つるつるの頭を、どうやって日差しから守ればいいのか、ということで登場するのが蜜蝋でかためてつくった「カツラ」です。
カツラ職人という人たちがいて、当時は赤い色で染め上げるカツラが流行。
「ヘンナ」という植物と、牛の血を混ぜてつくった染料でした。
裕福な人たちはそのすてきなカツラを手に入れると、本物の金粉をふりかけて、頭に着けていました。
王に至ってはカツラのほかに「作り物のアコヒゲ」つくり、男性のみならず、女性も付けていました。

そして「世界最古のヘアケア」
その昔は薬品ではなく、逆立ちやマッサージで髪を強くしようとしたようです。

面白いのは「世界最古の毛生え薬」。
大昔の人々にとっても、
いくら進化の過程で毛皮の面積が小さくなったとはいえ、「頭の髪の毛がはげていく」ことは現代と同じく悩みの一つだったようで、
オリーブオイルやその他の材料(アヘンや西洋わさびや、ハトのフン)を使い、毛生え薬を考案されたようです。
毛生え薬は時と地域に応じて、様々な材料で作られていますが、
中には動物の死骸や糞なども用いられ、
「薬」というよりも「おまじない」に近かったのだろうか、と思われるものもあります。

遠く昔から、人は、機能とデザイン性の両面を追い求めて髪の毛と付き合ってきたことがわかります。
その時代ごとのファッションの流行により、カツラの形も特異に変遷していることもわかります。
また、遠い昔の人も「はげる」ことは今と同じ悩みだったこともわかります。

髪の毛のおしゃれにまつわる歴史、
毛生え薬にまつわる歴史、
「髪型」の変遷、
カツラの形の歴史、

色々な事が書いてあって、大人が読んでもとても興味深いお話です。
ぜひ、読んでみてくださいね。


JUGEMテーマ:読書



命を守る場所

評価:
今泉 忠明
PHP研究所
¥ 2,940
(2011-04-21)

JUGEMテーマ:読書


我が家の長男は小さな生き物博士でございまして、
動物や虫が大好きで、
身の回りにある、多くの生き物たちに、
大変興味を持ち、
それはそれはいつくしみ、親しんでいます。

今長男が最大限の愛情をそそいで育てているものは、
カブトの幼虫20匹ぐらいと、
クワガタのつがいの成虫と、
めだか5ひきと、
タナゴという小魚と、
お祭りですくってきた金魚、
そして時折家に遊びに来る野良猫も。

カブトの幼虫は、大きく育つようにせっせと新しい土を入れながら、
喧嘩で死なないように、一匹一匹別のビンに入れて育て、
日々観察しながら大きくなっていると嬉々として喜び、

クワガタのつがいは、市販のゼリーのほかに、
黒砂糖や水や酢などで作った手作りの樹液を与えたり、

メダカやタナゴなどの小魚は、
大きな魚が小さな魚を食べてしまうのを防ぐために
別の水槽で飼い、
水草や専用の砂利はもちろんのこと、
水槽の中に遊び場や隠れ場所などの心地のよさそうな空間を作ってあげて、
毎朝毎晩、
その子たちが心地よく過ごしているかのチェックを忘れないほどのかわいがりようです。

そんな長男が、図書館から借りてきた最近の絵本は
「巣の大研究」という図鑑的な本。

鳥の巣、モグラの巣、トカゲの巣…さまざまな動物たちの「巣」について書かれてある絵本です。
「巣」と一言でいえば単なる「巣」でしかありませんが、
「巣」というものは、
生と死が常に隣り合わせの自然界の中で、
新しい命を授かった親が、
わが子の命を守っていくために、
精一杯安全な場所として過ごしているところです。

当たり前といえば当たり前ですが、
人間以外の生き物は「道具」を使いませんから、
時には口を使い、
前足を使い、
自然界にある場所やモノを利用するなどして、
最大限、それぞれに安全な「巣」を作ります。

巣に使う材料も、大きさも、住処にする場所も様々。
普段気にすることのない動物の「巣」。

あまりに発見が多くて、
ぱらぱらとページをめくるだけでいろいろな動物の生態を垣間見ることができます。
生き物好きのお子さんでなくても、驚きと発見がある絵本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。

強がる理由

JUGEMテーマ:読書


子どもはみんないとおしい…といっても、
リアルな毎日の暮らしの中では、

かわいいはずの子どに対して、
いらっとくることとか、
むかっとくることとか

結構あるものです。

わが子にいじわるするよその子には、普通に腹が立ちますし、
何この子!?
と心の中で叫びたくなることも、ないわけではありません。

だって
大人だって、子どもだって、
いろんな人がいますから、
なんか独りよがりな感じの人、
言葉がきつくて、いちいち耳障りな人、
わがままをおしとおそうとする人、

いろいろいますから。

でも、一見いじわるな人には、とくに子どもの場合だと
意地悪したくなる理由が、ある場合が多いんです。

妹が生まれたばかりで、お母さんにかまってもらえなくなっているとか、
何となくイライラのつのる毎日を送っているとか。

この絵本に出てくるモモゴンも、まさにそんな一人です。

一見タカピシャで、
一見わがままで、
一見独りよがりで、
一見意地悪で

受ける印象は、まさに怪獣。だからモモゴン。

だけど、モモゴンは、お父さんもお母さんもいなくて、
さみしいっていう気持ちを抱えていて、
でも、さみしいっていう言葉は決して言わなくて、
いま面倒見てくれているお母さんにも、気にってもらおうとはしないで、
「まま母」「まま父」なんて呼んで、
「こんな庶民の暮らし!」なんて周りに悪態をついて、

みんなに嫌な思いをさせながら暮らしています。

だけど、みんな、モモゴンの強がりなんだっていうことが、
絵本を読めばよくわかって、
そんなモモゴンに、
やさしくしてあげたくなる絵本です。

きっと優しくしたからって、
モモゴンはモモゴンのままで、
ありがとうをいうどころか、いつだって悪態をついて行くんでしょうけど、

それもモモゴン。
強いモモゴンがんばれ!
と応援したくなる絵本です。

是非、読んでみてくださいね。




差別を知る絵本

評価:
マーガレット・H. メイソン
光村教育図書
¥ 1,470
(2011-08)

JUGEMテーマ:読書


ジョーゼフのおじいちゃんは、とっても素敵なおじいちゃんです。

ピアノがとってもうまくて、
トランプはマジシャンみたいにかっこよく、
飛ばしながらきることができます。

おじいちゃんは、若いころ、パン屋さんで働いていました。
お掃除の仕事をしていました。
お掃除の仕事だけをしたかったわけではないのです。
パンを作る仕事が能力的にできなくてお掃除の仕事だけしていたわけでもないのです。

おじいちゃんも、ジョーゼフも黒人。
その昔、おじいちゃんの黒い体は白人たちにさげすまれ、
その何でもできる素敵な手であっても、
フワフワの白いパン生地を触ることが、許されなかったのです。
黒い手でこねたパンは、売れないだろうから、という理由で。



人種差別という悲しい現実があったことを、
今幸せに生きている子どもたちはわからないかもしれません。
こういうことがあったんだよ、といっても、
リアルにイメージすることは難しいかもしれません。

でも、
世界には、肌の色が異なる人種というものがあって、
自分たちと明らかに異なる風貌をしていると、
時にはぎょっとすることもあるかもしれないけれど、
どの命も等しく、
その命も、幸せになるべきで、
お互いの違いを認め合いながら、
それぞれに命の尊厳を大切に生きるということについて、
子どもたちに教えていく入り口としては、
とてもわかりやすく素敵な絵本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。


まほうの「でんかしょ」

JUGEMテーマ:育児


とってもとってもげんきな男の子のお話です。

まあちゃんは、地面をトンと踏んで
「でんかしょ」
とやるのがだぁい好き。

今日もなんだかむずむずしてきて、地面をトンと踏んで
「でんかしょ」
とやってみました。

すると、あらあら不思議。
テーブルはぴこんと跳ね、

またまた
「でんかしょ」
とやると、
草むらからとかげがぴこんと跳ね跳びます。

まあちゃんは、なんだか楽しくなってきて、
公園で
「でんかしょ」

すると、
ベンチがぴこん

畑で大根をにらみながら
「でんかしょ」

すると、大根はぜーんぶすっぽーんと抜けました。

まあちゃんがつぎつぎ「でんかしょ」
をやるので、お父さんもおかあさんも必死に止めますが、
すると、まあちゃんはお父さん・お母さんをにらみながら
「でんかしょ」

すると、お父さんもお母さんもぴょーんと飛んで行ってしまいました。

最後にまあちゃんが
「でんかしょ」
をやろうとしたのは、大きなビルでした。
ビルを睨みながら
「でーんかしょ!」

とやると、ビルはぐらぐらゆれて、中から大勢の人が逃げてきました。
それでもビルは揺れただけでぴこんと跳ね跳びはしませんでしたから、
まあちゃんはもう一度、

「でーんかしょ!」


さぁて、どうなるか、ぜひ読んで確かめてくださいね。

すてきなのは、いい子で悪い子

評価:
マーガレット・ワイズ ブラウン
BL出版
¥ 1,365
(2007-07)

JUGEMテーマ:読書


あるところにピーターという男の子がいました。
ピーターはコブタをかいたいと思いました。
でもママはいいました。
「こぶたは汚いし、悪さをするわ。」

ピーターがほしいのは
「いいこで悪いこのこぶた」です。
とある農場でこぶたを探してみると、何匹かのこぶたたちがいましたいました。

5匹いるこぶたたちは、みんな背中に白のまだら模様があって、
そのうち3びきはママの元で、すやすやお昼寝中。
背中のまだら模様も真っ白くて、
3びき揃ってお昼寝している姿と見ると、
どうやら、この3びきは「いい子」のようです。

また、別の1匹は、元の色が何色なのかわからないほど真っ黒。
どろんこまみれで元気に遊んでいます。
きっとお昼寝の時間だというのに、こうやってわんぱくに遊んでいるのですから、
どちらかといえば、「悪い子」のようです。

最後の1匹は、背中に泥をつけて遊んでいるけれど、
最初の3匹と、真っ黒の1匹の、ちょうど間くらいの子に見えるので、
「いい子で悪い子」に違いありません。
ピーターはこのこぶたに決めました。

-----------------


私も個人的に「いい子で悪い子」大好きですから、
ピーターの気持には、共感できるところが多かったです。

いい子要素はとってもいいこと
悪い子要素は、かわいい子供らしさで憎めない。

どちらも併せ持った「いい子で悪い子」

そのよさがよくわかる絵本です。
ぜひ、読んでみてくださいね。

子どもの頃の夢

JUGEMテーマ:育児


小さいころ、誰しも、
一度くらいはこう思ったことがあるんではないでしょうか。

「おもちゃは、もしかしたら、僕の寝ている間は、
 動き回ったりして、自由に遊んでるかもしれないぞ」

「人のいる前では、すまし顔でいるけれど、
 ぼくのみていない間には、
 もしかしたら、笑ったり、しゃべったりしているかもしれないぞ」

そして、できることなら、その決定的な瞬間をとらえたくて、
夜中、ふいに眼を覚ましておもちゃを見たり、
みてないふりをしながら、ぱっと見てみたり。

でも、

おもちゃは、いつだって、いつものおもちゃで、
動きだしたり
話しだしたりすることはなくて、

あーあ、、、おんなじだ

と思うことも、あるんではないでしょうか。

このお話「ひこうきブルルーン!」は、まさにそんな期待が現実となったお話です。

満月の夜に、
その満月の光を浴びると
急に、動き出し、しゃべるようにもなるおもちゃたち。

その不思議なおもちゃとのひとときを、たいけんする坊やの物語です。

おもちゃの飛行機が、満月の光で大きくなって空を飛び、
その飛行機にのってお空の冒険をする、
夢いっぱいの物語です。

ぜひ、読んでみてくださいね。


ガウディの絵本

評価:
レイチェル ロドリゲス
光村教育図書
¥ 1,575
(2010-05)

JUGEMテーマ:読書


私自身も、ものづくりを生業としている一人ですから、
お客様がが喜ぶものをつくりたい、という意識は常にあります。

「お客様が喜ぶもの」と一言で言ってしまえば簡単そうですが、
実際には個人の主観の違いや、
年代の違いや、
性別の違いや、
好みの違い、
感性の違いなど、
様々な要因が絡み合っての「喜び」となりますから、
最終的に「何が喜ばれるものなのか」を追求するのは、
この仕事をしている以上は、
永遠のテーマともいえます。


ある人には喜ばれるけれども、
ある人には喜ばれない。

たくさんの人にはそこそこ喜ばれ、嫌われはしないけれども
「すごく好き」とは感じてもらえない。

嫌とは言われないけれど、印象にも残らない。

ただ一人の人には熱狂的に喜ばれているけれど、
多くの人には喜ばれない。

などなど、「お客様が喜ぶもの」というものは
様々な側面があるからです。

でも、

あえて頭を整理して、わり切りを持って答えを出すなら、
ものづくりというものは、
それを依頼してくれるお客様があってこそ、
仕事として成立していく物ですから、
焦点を合わせるなら、
それは、「依頼人のお客様の喜び」に
きちんと焦点を合わせたものづくりをすればよい、
ということになると思います。

ひらめきの建築家ガウディは、
人並み外れた感性と、
どんなデザインでも実現させえる技術力を併せ持ち、
空前絶後といってもいいほどのオリジナリティあふれる建造物を世に生み出した建築家です。

ガウディのつくる建造物は、
それまでの「おうち」の概念を
根元から覆し、
直線はなく、
意味のある曲線で構成された、ユニークすぎる建造物でしたから、
決して、みんながみんな、
「最高!」
とほめたたえたわけではないといいます。

時に人に受け入れられ、
時に人に拒まれ、
そして時には熱狂的に喜ばれ、
多くの人の心に、
「ガウディの建造物」
というオリジナル性が刻み込まれていったといいます。

絵本ですので実在の人物を描くには、情報が少ないといえば少ないのですが、
それでも、
ガウディとはどんな人?
を知るのに、とてもわかりやすい絵本だと思います。

ぜひ、読んでみてくださいね。



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